ホームページの写真は工務店の姿勢を雄弁に語る!?
今日は9時から17時までみっちりと研修をしてきました。
なんの研修かというと、
弊社にホームページ制作をご依頼いただいた工務店様に
助成金を活用しての写真の撮り方のレクチャーでした。
ホームページに掲載する写真。
見栄えのする素敵な施工例であることに越したことはありませんが、
お客様ごとに予算もあれば、趣味趣向もあります。
いつもいつも見栄えのするもとは限りません。
そんな時、みなさんならどうしますか?
撮らない、載せない、という選択もありますが、
そんなこと言っていたらなかなか施工例も増えません。
それにホームページに載せる写真は、施工例だけではないですよね。
日々の活動を綴るブログや、新着情報、お知らせなど、
写真を挿入することは多いはずです。
ところが、ホームページに掲載する写真にあまり気を使われていない工務店様が多いのも事実です。
例えば実際はそうでもないのに、たまたま撮った写真が露出不足で暗かったとします。
それを見たお客様はどう思うでしょうか?
「なんだか古びたイメージだな」
「暗くてじめっとした感じ」
などマイナスの印象を持ってしまうかもしれませんね。
また、写真が斜めに曲がっていたとしましょう。
そうすると、
「雑な印象だなぁ」
「なんか違和感を感じるなぁ」
などと思われるかもしれません。
また、せっかく造ったニッチや気の利いた収納棚に何も置かれていなかったりすると、
「なんだか寂しい感じがするなぁ」
「生活感が感じられないんだよねぇ」
と思われるかもしれません。
それくらい写真は、ホームページの中でも重要な要素なのです。
言い換えれば、写真は不思議なもので、1000文字の文章よりも、
たった一枚の写真の方が多くのことをお客様に伝えてくれることもあるんですよ。
「そんなに言うならプロに撮ってもらえばいいじゅないか」
そうなんです。予算がありあまるほどあれば。
けど、そうもいきません。
ならばと、
「加盟しているFC本部から格好いい施工例画像をもらえばいいじゃないか」
最近はそういうFC本部も多いようですが、
それじゃあいつまでたっても自社の施工例が増えませんよね。
また、百歩譲って、竣工写真だけはプロにお願いするとしても、
日々のブログの写真まではそうも行きませんよね。
ということでの写真講座でした(^_^)
写真にたいするマインドセットからはじまり、
・悪い例と良い例の比較、
・写真の専門用語の解説、
・効果的なアングル、
・光量についてとコントロールの仕方
・サイト内での写真の効果的な配置方法、
・各自のカメラの設定、
・各自のカメラで撮る訓練、
・撮った写真の取込み方法と保管方法、
などなど、知ってそうで知らない、
また、書籍には載っていないプロならではの方法など、
盛りだくさんな研修でした。
ホームページは納品して終了ではなく、納品後の運用が重要ですよね。
それなのに世のホームページ会社は納品したら終わりの会社も沢山あります。
ですが、せっかく作ったホームページ、
自分たちで運用しなければ、誰が運用してくれるでしょうか。
そして、運用の仕方も教わっておけば、あとは実践するのみ。
努力の方向性と具体的な仕方が分かっていれば鬼に金棒です(^_^)
本日受講いただいた工務店様、
明日から良い写真をいーっぱい撮ってくださいねー!!