現状に不満を言ってもなにも変わらない いかに今を楽しむかが重要かも
先日、隅田川の花火に行ってきました。
隅田川の花火は、都内の超密集地で開催されるので、
道端でシートを広げて花火鑑賞をするなど言語道断らしく、
立ち止まって飲食しながら見るのもダメなんだそうです。
あくまでも聞いた話ですが。
で、今回は家内が市民協賛席というパイプ椅子で座って楽しめる席に応募してみたところ、
なんと見事抽選に当たり、ゆったりと座って花火鑑賞することができました。
変な動きをした台風12号のせいで一日延期になり、
とても暑い日でしたが、隅田川の川岸は時折川面を渡る涼しい風が吹き(そよ風程度でしたが)
気持ちよく花火鑑賞することができました。
ところが・・・
私の席のすぐ後ろの方、どうやら壮年のご夫婦。
で奥様は関西弁?京都弁?
花火が始まってすぐに
「なんや、意外と小さいなぁ」
「音も小さいわぁ、全然腹に響いてこんなぁ」
「おんなじ花火ばっかりやん」
「もっとパーッというやつないんかいなぁ」
と、とにかくず〜っと文句言ってるのです。
でも実際は結構キレイに、しかも立派に見えたんですよ〜。
隅田川は江戸時代にしてみれば大きな川だったのですが、
今となっては護岸工事で川幅が狭くなり、
おまけに周囲はとにかく建て込んでいるので、
5号玉までしか打ち上げてはいけないんですね。
恐らくそういうことを知らずに終いには
「面白ないからもう帰りたいわぁ」
私の背中の席で言っているわけで、並び的に私に後ろから話しかけているような感じなんです。
最初はせっかくきたのに楽しめばいいのにと思いつつ、
帰りたいわぁといい出した時は、
「じゃあお帰りになられたらいいんじゃないですか?」
と思わず言いそうになりました。
と、ご主人の方も(こちらは標準語で)
「福岡で見た花火はもっと壮大だったよな、京都には有名な花火大会無いの?」と。
それに対して奥様
「京都は街やから花火なんか打ち上げられへんわぁ」って。
瞬間、「京都には賀茂川があるでしょ。どう考えても隅田川より川幅広いんちゃうん!」
と突っ込みそうになりました(苦笑)。
今回、私自身も後ろの席からの心無い文句に癇癪玉を爆発させることはありませんでしたが、
やっぱり文句を言ったところで変えられないものは変えられないわけです。
それならば、その状況をどう楽しめるかという風に前向きに捉えるべきではないかなと思いました。
仕事や対人関係など、自分が思うようにならないことなんて、
世の中にいくらでもありますよね。
そういう時、「変えられるもの」であれば変える努力をするのは当然ですが、
「変えられないもの」に対してイライラしてもストレスにしかなりません。
それならば一層のことどう対処すれば楽しめるのかというように考えたほうが得ですよね!
もし皆さんの周囲で変えられないイライラする事があるとすれば、
それをどうやったら楽しめるのかという目線で見てみてはいかがでしょうか。
それではまたー\(^o^)/