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住宅デザインのカリスマ コルビジェに触れる

上野の東京都美術館で開催されていたゴッホとゴーギャン展に行ってきました。

普段ほとんど芸術に触れることがない私ですが、

ゴッホやゴーギャンの名前くらいは知っています。

ところが、実物ってほとんど見たことがないんですよね。

「本物を見ることが大事なのよ」

という妻の一言で、子供も連れていざ、上野へ。

 

ウチは杉並区なのでほとんど東京横断です(笑)

 

で、実は私、ゴッホやゴーギャンにはあまり興味がなく、

上野まで出かけるにあたり楽しみだったのは、

今年の7月に世界遺産が決定した建築家のル・コルビジェの建築作品群を見るのが楽しみだっのです。

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というのも、ここ数年日本の住宅業界も、

住宅の基本性能はさることながら、

デザインの進歩も目覚ましいものがあります。

 

一時のコスト偏重から脱却し、

住まう方の個性や居心地を大事にしたデザインの住宅がお客様に支持されています。

 

ところが、一口にデザインと言っても、何を基準に決めていけば良いのか、

とても難しいですよね。

高名なデザイナーさんや建築家さんであれば、

「デザインが降りてくる」んでしょうけど、

一般の工務店さんではなかなかそういう風にはいきません。

 

そんな時ひとつの基準、スタート地点にしていただければよいのが、

ご家族が最も長い時間を過ごすリビングのデザインではないでしょうか。

そして、そのリビングの中心に居て、最も存在感を放つのはやはり

「キッチン」です。

 

ところが日本のキッチン業界ではシステムキッチンという名の、

無難で、万人受けして、コストも超ローコストのキッチンがほとんどなんですね。

考えてもみてください。

一例ですが、無垢の杉やヒノキなどの自然素材に囲まれたリビングに、

シート張りのワインレッドやレモンイエローのキッチンが鎮座している様を。

違和感を感じますよね。

ところが、お洒落なオーダーキッチンをオーダーキッチン屋さんにお願いするとなると、

目玉が飛び出すような価格になってしまいます。

何とか工務店さんでも、メーカーキッチンの普及型くらいの価格で、

オーダーキッチンが造れないかなと始めたのが

「キッチンアカデミー」

 

工務店さんにオーダーキッチンの企画、デザイン、設計、製作をお教えしていく講座です。

その講座の中で一番最初に教わるのがデザイン。

勿論コルビジェの思想や発想もそこでお伝えしています。

 

ということで、今回の上野ぶらり旅では、家内と娘はゴッホとゴーギャン狙いでしたが、

私はコルビジェの建築作品狙いでした。

 

たまにはこういう散策も大事ですね。

よろしければ是非行ってみてください。

なにか感じることがあるかもしれませんよ(^^)

 

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