長年通って、とてもお世話になったバーが閉店、寂しいですね~
今日の投稿は、ちょっと私事です。
私、今49歳なんですが、若いころ、
といっても多分30歳くらいから
長年通ったバーがありました。
「Bar」とかいうとしゃれたところ行ってるねとか言われそうですけど、
全然、全然。
当時で60歳くらいの枯れたおじいさんが一人でやってるバーで、
最初はフードもあったんですが、
多分面倒くさくなったんでしょう。
途中でドリンクだけになりました。
しかもバーボンのみ。
東京の都心も都心、港区に、
バーボンならなにを飲んでも1杯700円。
確か、6杯目と7杯目はタダ。
なんて酔狂なやり方をされていたお店でした。
で、そのマスターであるおじいさんには、
言葉で言い表せないくらいお世話になりました。
会社のこと、家庭のこと、人生の岐路について、商売について。
それはもう沢山のことを親身になって相談に乗ってくれました。
そんなマスターが先日お亡くなりになられ、
そのお別れの会に行ってきたというわけです。
夜な夜な通い詰めてこられていた常連さんも大勢来ておられ、
在りし日のマスターを懐かしみつつ、
湿っぽいのが嫌いで、キップのよかったマスターに叱られないようにと、
楽しく、そして、和やかなお別れの会でした。
最近はご無沙汰気味で半年に一回くらいしか行けていませんでした。
で、最近マスターにお会いしたのは今年の3月頃。
夏頃にそろそろ行きたいなぁと思いつつ、
忙しさでなかなか足を向けられず。
そんな時に訃報に接したのです。
会いたい人には、多少無理をしてでも、
会える時に会っておかないと後悔するんだというのが、
痛いほどわかりました。
マスター、永い間ありがとう。
そして、安らかに。