「一棟もののアパートやマンションを建てて大きく利益を出そう」とお考えの大家さんに、私たちは代わりに戸建賃貸をお勧めいたします。従来型のアパマン経営は、以下に挙げるように様々なリスクや問題点を抱えており、場合によっては収益を出せずに破綻する可能性もあるのです。
戸建賃貸なら、以下のように様々なメリットがあります。
空室リスクが少ない
一棟ものの大型物件は部屋数が多いため、一見して大きな収益を生み出せるように感じます。しかし、現在のように賃貸市場が飽和している状況では、価格競争によって家賃が大幅に引き下げられたり、空室となって収益が得られないリスクも考えられます。
戸建賃貸なら、高い需要に対してほとんど供給がありません。マイホームを購入した人が転勤で手放したなど、中古の戸建が僅かにはありますが、新築の戸建賃貸はほとんど供給されていないのが現状です。そのため、近隣より多少高めの家賃設定であっても、高い入居率を維持することができます。
借入金が少なくて済む
一棟ものの大型物件は土地・建物ともに高額のため、自宅等を担保として多額の借入れが必要となります。万が一にも経営が上手く成り立たなかったときには、物件だけでなく自宅まで失いかねません。
戸建賃貸なら、一棟ごとに必要な借入れが少なく済むため、自らの判断でリスクをコントロールすることが可能です。土地が小さくてアパマン経営をあきらめていた場合にも、戸建賃貸なら余裕をもって建てられます。
出口戦略の選択肢が多い
万が一、相続税対策などでアパートやマンションを手放すことになったとき、一般の入居者がアパートを一棟丸ごと買うことはありません。投資家など限られた人にしか売却できず、その場合にも建物や土地の評価額ではなく、高くとも家賃10年分ほどが目安となります。
戸建賃貸なら、売却先が一般入居者・投資家のどちらも対象となります。アパートとはちがい分割も容易にできるため、柔軟な運用が可能です。