金物のスガツネさんの東京ショールームでセミナー
今日は、キッチンアカデミーの主宰をしていただいている
STUDIO KAZの和田浩一先生のセミナーのお手伝いをしてきました。
場所は家具金物で国内シェアトップクラスのスガツネ工業さんの東京ショールームにあるセミナールーム。
セミナーのテーマは、ドイツで行われたリビングキッチンという展示会の視察レポートと、
そこから読み解く今後のキッチンの動向でした。
ご参加者は約50名。なかなか壮観です!(^^)!
参加者の中には、大手キッチンメーカーの開発担当者さんがいらっしゃったり、
高名なデザイナーさんやインテリアコーディネーターの方も多くいらっしゃいました。
ただ、残念なのは地域の家づくりを担っているはずの工務店さんの姿が、極端に少ないのが気になりました。
しかしいつもながらですが、和田浩一さんのデザイナー、国内屈指のキッチン設計者としての視点には、いつも感心させられます。
ただ単に目に見えるモノだけでなく、その背景や微妙な空気感から読み取られるプロとしての分析、
とても参考になります。
私は普段工務店コンサルとして活動しているので、
本来であれば工務店さんにもこういうセミナーに参加していただき、
デザインや素材、アプライアンスの知識や見分を広げていただけたらなぁといつも思います。
国内のアプライアンスメーカーさんや素材メーカーさんの商品知識も必要だとは思いますが、
誰もがあこがれ、常に時代をリードしていく海外の動向に着目することにより、
海外事例と全く同じと言う訳にはいかないと思いますが、
少なくとも国内しかご覧になっていない同業ライバルよりかは一歩も二歩も先を行けるのではないかと。
お客様に対しても良い提案をしていただけるのではないかと。
ひいては、素晴らしい暮らしを提供していただけるのではないかと思います。