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大量生産大量消費より少量生産少量消費に価値がつく

こんにちは。

 

先日、近所のお蕎麦屋さんに知人と食事に行きました。

 

この蕎麦屋さん、なかなかめずらしい日本酒をたくさんストックしているので、

お酒好きの私としてはよく行くお店です。

 

そしていつも必ず飲むのが、三重県名張市に蔵元のある而今という銘柄。

香りがとても良く、それであってキレとコクがある。とても素晴らしい銘柄です。

而今

 

ここまで褒めると「じゃあ今度私も飲んでみようかな」と思っていただけたかもしれませんが、

この銘柄は少量生産のためなかなか出回らないんですよね。

どうやら事前に選りすぐった特定の飲食店にしか卸さないようにしているとのことらしいです。

 

こうなると、いわゆるプレミアムがつきますよね。

だから貴重と思われ、売値もそこそこ高く売れるということですね。

 

住宅業界でもこういう流れが来ているのをお気づきですか?

 

以前は大手メーカーの建材や設備機器を使って家を建てたりリフォームしたりするのが当たり前でした。

お客様もそれを良しとして当然のように受け入れていました。

ま、造る側も楽ですからね(笑)。

 

ところが消費者心理とは面白いもので、世の中が豊かになると

他人と同じモノはつまらないと感じるようになるのでしょうね。

 

なので自分だけのモノ、自分のためだけに作られたものを欲するようになります。

 

建材然り、設備然り、デザイン然りです。

 

洗面化粧台やキッチン、階段や吹き抜けの手すりなど、

さらには巾木や建具にいたるまで、

大量生産のものではなく、工務店が造作で造ったり、

特注で加工業者に依頼したりというものが好まれるようになってきました。

京都の自然素材の造作キッチン

 

もちろんそうすると手もかかるし、コストも上がるかもしれません。

でも建売や分譲住宅、大手ハウスメーカーでは面倒臭がってやらないことに取り組むことにより、

良いお客様に恵まれることも増えるのではないかと思います。

 

まさに今日のタイトル、

「大量生産大量消費より少量生産少量消費に価値がつく」

ですね。

 

お読みいただいている工務店の皆様、

楽に流されず、手はかかるかもしれませんが、

いたずらに数を追うのではなく、

ご自分達にしかできない評価される仕事に取り組んでみて下さい。

 

客質、請負単価、仕事のやりがい、周囲からの評価などなど、

全てが良い方向に変わると思いますよ。