1.キッチンの提案次第で受注の可否が決まるとしたら?
新築でもリノベでも、いつの時代も奥様方の興味はやっぱりキッチン。特にリフォーム・リノベではもう何十年もリフォーム部位のトップはキッチンです。
これは皆様もよーくご存知ですね。
新しい暮らしの中でキッチンが新しくなれば「もっと家族とのコミュニケーションがとれて暮らしが楽しくなるんじゃないか」とか、
「今までは片付かなかったキッチンも、新しくなればもっと綺麗に使えるのに」などと夢は膨らみます。
ただ多くのお客様は大手メーカーのシステムキッチンから選ぶことしか選択肢を持ち合わせていません。
その理由は実は提案する側の工務店さんにあるのではないでしょうか?
多くの工務店さんもキッチンは買ってきて設置するものと思い込んでいます。
場合によってはメーカーのショールームの予約だけ取ってあげて、お客様に行って選んで来てもらう工務店もあるくらい。
正直「キッチンなんてどれも同じだよ」と思ったりしていませんか?
そんな中、最近はLDKのインテリアの雰囲気と合うようなオーダーキッチンを提案する工務店さんが増えています。
下の写真はとある工務店さんの施工事例です。
輸入キッチンのような框扉が美しいですね。
杉の天板が優しい印象のオリジナルキッチン
特注のステンレス天板と二層シンクが美しいオリジナルキッチン
そしてそのような工務店さんが受注を伸ばしています。特に単価の高い工事は間違いなくそういう工務店さんが取っていますね。
考えてみてください。お客様にしてみれば、これまで相談したA社もB社もメーカーは違えども皆同じようなシステムキッチンしか提案してくれなかったのに、あなたの会社だけが、
「キッチンはインテリアです。なのでリビングやダイニングの雰囲気にピッタリ合うようなオーダーキッチンを提案させいていただきますね」
と言えたとしたら、お客様の見る目は変わると思いませんか?
そうなると価格勝負になることもありませんし、無用な値引きともオサラバですね(^_^)
2.最近の住宅雑誌もこぞってオーダーキッチン特集を組んでいます
こちらは比較的富裕層に人気のモダンリビング(株式会社 ハースト婦人画報社)の6月14日号です。
リンクをクリックすると掲載内容をご確認いただけます。
もうひとつ。I’m home(株式会社 商店建築社)の5月14日号の表紙はこちら。
こちらも同様、リンクをクリックするとI’m homeのオフィシャルサイトが開きます。
このように偶然か必然か、両紙ともキッチンの特集です。
トレンドを敏感に感じ取り、情報発信をするメジャー雑誌がこぞってキッチンをテーマに取り上げているわけですから、このテーマが受注のキーワードになることは間違いありません。
3.新しい「暮らしの風景」を変える、そして彩るのはキッチンかもしれません
建売住宅ならまだしも、皆様が手がけられているのは注文住宅ですよね?
それなのにキッチンは勿論のこと、ユニットバスや洗面化粧台もメーカー品だとサイズが決まってしまいます。
本来お風呂やパウダールーム、LDKなどは住まい手の好みが一番色濃く出る場所のはず。お客様が10人いれば、10通りの暮らしがあるはずなのです。
それなのにお風呂は1616、洗面化粧台は750、キッチンは2500などと決まったサイズを、まさにパズルをするかのように配置してプランを作るのは、
本当にお客様に寄り添っていると言えるのでしょうか?
辛口になってしまい申し訳ありませんが、今回のオンラインセミナーでは、
「すべての人のキッチン力をあげる 暮らしの風景をつくるキッチンとは」と題して行います。
工務店のプランナーさん、設計担当、そして経営者の方も含め、皆様のキッチン力をあげていただき、受注の強化にお役立てください。