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間違いを詫びる勇気こそ本物のプロフェショナル

こんにちは。

今日は西宮に来ております。

仕事で訪れた西宮駅

今日はこのまま神戸まで移動して泊りで、

明日はたつの市の予定です。

 

仕事が一段落してホテル近くの焼き鳥屋さんで軽く食べて。

こんな感じです。

JR神戸駅近くの焼き鳥屋さん  JR神戸駅近くの焼き鳥屋さん

なかなか渋い感じでしょ?

店内は煙もうもうでしたが(笑)

人気店らしく、満席でした。

 

食べ終わってから軽く一杯と思い、焼き鳥屋さんの真ん前のお店に寄りました。

静かな感じのバーで、蝶ネクタイをした年配のバーテンダーさんがお一人でやられていました。

なかなかオシャレな外観のバー

 

なんとなく、誇りを持ってお仕事されているのかなと思い、

いつもはウイスキーのロックとか頼んじゃうのですが、

腕を見たかったので珍しくカクテルなんぞを頼んでみました。

ジンベースのカクテル、ギムレットです。

レイモンド・チャンドラーの「The Long Goodbye」に出てくる有名なセリフ、

「ギムレットには早すぎる」のあのギムレットですね。

 

ギムレットは好みにもよりますが、

ドライジン(タンカレージン)にライムとガムシロップを入れます。

好みと言ったのは、爽やかにに飲みたいときはガムシロを少なめに、

酸っぱすぎる時はガムシロを多めに入れるのですが、、、

ギムレット

で、ひと口口に含むと、ちょっと酸っぱかった(笑)

まぁ、ドライな方が好きなのでまぁいいかなと思っていたら、

マスターが急に

「お客様、すみません。私、ぼんやりしていてシロップを入れ忘れました。

申し訳ありません。もう一杯作りますから少々お待ちください。」

と、正直に謝ってくれました。

 

私は逆にその潔さに感心してしまいました。

マスターは多分、プロ中のプロ。

バーテンダー歴40年はやっていそうな感じの方です。

ややもすると、「これ酸っぱいんですけど」とクレームをつけようものなら、

「はぁ?そうですか?」ととぼけてもよさそうなものですが、

このマスターは、先に自分の非を認めてちゃんと詫びてくれたのです。

 

その時にふと思ったのが、

人間誰しも間違えることはありますよね。

でも、そこをちゃんと自らの非を潔く認めて、

すぐにきちんとしたものを出しなおす、

これが本当のプロ中のプロなのかなと。

 

あまりに気持ちよく謝られたので、

私も自然と「全然いいですよ、気にしないでくださいね」と答えていました。

 

取り替えますよと言われましたが、

貧乏性な私。

「せっかくなので両方いただきます」とちゃっかり二杯いただいて帰りました(笑)

二杯のギムレット

さっ、明日もガンバロー!

 

 

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