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福島から仙台へ キッチンアカデミーご紹介の旅

最近の住宅のトレンドして、大量生産された金太郎飴的な設備や内装は、

もうあまり好まれなくなってきていますね。

 

思い返せば、昭和30年代に公団の団地ができ、

日本の住宅文化にも近代化の波が押し寄せました。

 

こんなことを言うと笑われるかもしれませんが、

それ以前はどんな風だったかと言うと、昔の農家の家を思い出してください。

 

玄関を入ると土間があって、かまどがあって、

土間からは板張りのたたきを上がって座敷へとつながっていました。

 

実は私が生まれた昭和42年頃の私の実家もそんなスタイルの家でした。

 

台所はかまどともに土間にあり、食事をつくるのも運ぶのも大変な手間がかかっていたのではないかと思います。

お風呂やトイレなどの湿気るエリアは、もちろん外に別棟でありました。

湿気を本屋に持ち込まない先人の知恵と言えば格好いいですが、

冬の寒い夜中に、お風呂やトイレに行くには一旦庭に出なければいけなく、

寒いわ、怖いわで、本当に大変でした(笑)

 

そんな実家も、高校生の頃ですから昭和57年に建て替えたのですが、

そのときに携わってくれた大工さんがおっしゃっていました。

「釘が一本も使われていない立派な建物だから、解体するのももったいないよなあ」と。

 

そんな時代も今は昔、時代は景気が良くなるとともにサラリーマンが爆発的に増え、

家族の形態も核家族化していく中、

お風呂や洗面台、台所が次々と商品化され、

大量に生産される住宅にどんどんと入っていった時代になったのです。

 

当時世界からは、日本の住宅はウサギ小屋と揶揄されましたが、

設備が新しくなり、人々の暮らしも豊かになったので、

当時はみんな満足していたと思います。

 

次の住宅業界の大きな変革の波は、住宅そのものの商品化です。

 

その住宅会社がどんな住宅建設が得意で、それをいくらの価格で提供できるのか。

大手ハウスメーカーと言われる会社が次々と住宅をプレハブ化し、

商品として売り出していったのです。

最初、大工さんや工務店さんは、

「あんなのは家じゃねぇ!」とタカをくくっていましたが、

あれよあれよという間にメーカー住宅がヒットし、

大工さんや工務店さんは市場から押し出されてしまいました。

そこで大工さんや工務店さんも一念発起し、

自分達の建ててた在来工法の家を商品化し売り出したのです。

これは、当時のお客様に受けましたね!

私も〇〇システムという住宅を商品化するノウハウを販売していたので、

当時はその一端を担っていたのだと思います。

 

こうなると、建具や建材を造っているメーカーも、

その商品化された住宅に自社の商品を組み込んでもらおうと、

建具や建材をどんどん商品化、ユニット化していきました。

ユニットバス、システムキッチン、洗面化粧台、

末は、窓枠、押し入れ、階段までも。

工務店さん側も現場加工や作業が少なくなり、仕事が楽になるので、

こぞってそれらを取り入れました。

結果どうなったかと言うと、、、

どの家もみんな同じような造りになって、お客様が飽きてしまったのです。

 

そして現代に繋がります。

今は、モノも豊かになり、いつの時代でもそうだと思うのですが、

商品が市場に蔓延すると、それでは面白くないと感じる人が出てきて、

必ずレアなものを求める流れが起きてきます。

“株”で言うところのいわゆる「逆張り」です。

それが昨今のプロダクト商品離れ、

そして「個性的、唯一性」に繋がっているのでしょう。

 

と言う訳で、オーダーキッチン、オリジナルキッチン、輸入キッチンが今市場で大きくシェアを伸ばし始めています。

まだまだ伸び始めたばかりで、この潮流はこれからどんどん大きくなっていくでしょう。

おかげさまで、弊社コミュニケーション&リーディングが運営するキッチンアカデミーも、

沢山の引き合いをいただいています。

 

今回は、福島~仙台の工務店さんへの行脚でした。

快晴だけど寒い東京駅を出発し、

快晴だけど寒い東京駅の空

福島でローカル線に乗り換え、

福島のローカル線

最後は仙台で地のものに舌つづみ(笑)

仙台で食べた地魚の炙り

東北方面に行くにはちょっと寒い時期でしたけど頑張ってお伺いしたので、

この流れに気づいていただき、取り組んでいただけるといいなぁ~と言うところです。

 

皆さん、この流れに乗り遅れないようにして、しっかりとユーザーの支持を集めていきましょうね!