STAFF BLOG

現場見学会の日程は慎重に決めなければならない 工務店コンサルのつぶやき

工務店さんの重要な営業の場として現場見学がありますね。

 

皆さんは現場見学会の日程をどのような基準で決めていますか?

恐らくもっとも多い基準は現場の進み具合じゃないでしょうか?

それとお引き渡しの日程とを睨んで、

「よし!この土日にしよう!」

こんな感じでしょうか?

 

私も現場見学会の日程についてはクライアントの工務店さんからよく相談を受けます。

 

その時に必ず工務店さんに注意を促すことがあります。

今回の見学会のターゲットはどんな方ですか?と。

 

もし見学会場の家の仕様が、平屋だったり、シニア層向けの仕様だったりする場合は、

もちろんいろんな方に来てもらいたいのはやまやまだと思いますが、

これから書くことはさほど気にする必要はありません。

 

しかし、子育て世代の方がターゲットだとしたら最も気を配らなければいけないことが一つあります。

それは、地域の幼稚園や小学校の運動会、お祭り、特に子供神輿などと日程が重ならないかどうかということです。

これらの日に重なってしまったときは、当然集客など見込めなくなるからです。

小学校の運動会

写真は私の子供の運動会です。

台風24号の影響で延期され、平日の火曜日の開催になってしまいました。

 

良くある話で、当日なんだか人の出が少ないなぁと感じ、

よくよく調べたら小学校の運動会だった。

結構悲劇ですよね。

小学校の運動会

 

地域に根差している工務店さんなら地元の小学校の運動会の日程くらいはちょっと調べればわかるはずです。

しかも運動会の日程くらいは4月に新学期が始まった時にわかるはずです。

極端なことを言えば、工程やお引き渡しの日から遡って考えれば、

見学会ができそうな土日はおおよそ見当がつきますよね。

運動会に重なりそうであれば、その時点で工程やお引き渡しの日程を調整するくらいのことをしても良いはずです。

なんといっても見学会は、広告予算も掛ける訳ですし、最も大事な営業の場だからです。

 

そのためには契約が取れたときにも、年度のイベントスケジュールを立てる時にも、

可能な限り微細にスケジュールを立てておくことが大事ですよね。

 

毎月見学会ができるほど棟数を獲られているビルダーさんならまだしも、

年間10棟までの工務店さんは、せっかくの営業の場である見学会をもっと大事にすべきだと思います。

 

今年は台風や大雨がとても多かったので、お天気に左右されたという工務店さんもいらっしゃるかもしれません。

ただ、自然災害やお天気はコントロールできるものてもありませんから、

ある程度仕方ありません。

けど、地元の小学校の運動会やお祭りだけはあらかじめわかってるのですから避けて見学会を実施してくださいね。

 

それではまた!

 

関連記事一覧

スタッフブログ