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キッチンのことをディープにプレゼンテーションするミーティング KDPM

普段メーカーキッチンをお使いの工務店さんにはなかなか馴染みがないというか、

ほとんど接点がないかもしれませんが、

オーダーキッチン業界って広いようで結構狭いんです。

 

ですが、オーダーキッチン業界の方々は皆さんすごく仲がいいんですよ。

お互いライバル同士なのに(笑)

 

何故かと言うと、ここ20数年、住宅業界でのシステムキッチンメーカーの勢力はものすごく強大でした。

 

工務店の若いスタッフの方は知らないと思いますが、

昔むかし、セクショナルキッチンと呼ばれた流し台セットが当たり前の時代がありました。

その後、今から30年くらい前でしょうか、システムキッチンが誕生します。

余談ですが、このシステムキッチン、

本当は当初システムライクキッチン(つまりシステムキッチンのようなものと言う意味)と命名されました。

なぜならシステムキッチンは日本独自のもので、実は日本語です。

実は欧米には、システムキッチンというカテゴリーは無いんです。

欧米は基本的に全てオーダーキッチンなんですね。

その中でもある程度規格化されていて、ユーザーがチョイスして変更したりするものを

カスタマイズキッチンと呼んでいます。

 

なので、日本の大手メーカーがシステムキッチンとして販売している「システム」とはなんぞや?というと、

実はお客様のためのシステムではなく、

メーカーが在庫管理しやすいシステムなんじゃないかと言っても過言ではないかもしれません。

 

そんなシステムキッチン誕生の背景があったんですが、

販売価格がガクンと下がった時期があり、そこから爆発的に売れるようになりました。

皆さんもお気づきかもしれませんが、今やどこのご家庭でもシステムキッチンが入っているんじゃないでしょうか?

つまり、それくらいシステムキッチンメーカーの販売力は強大だと言うことですね。

 

そんな大手メーカー主導のキッチン業界で、金太郎飴的な画一的なメーカーキッチンではなく、

個性的で品質の良いオーダーキッチンを大手に対抗して普及していこうとすると、

お互いライバル同士かもしれませんが、協業したほうが社会的認知を得ることができるからでしょうね。

 

そんな活動が功を奏し、今ジリジリとオーダーキッチンの販売量や比率が上がってきています。

今や、国内で年間に販売されるキッチン全体の中で、

オーダーキッチンは13%くらいになってきているというデータもあるそうです。

時代が変わり始めているんでしょうね\(^o^)/

 

そして、今回は、そのオーダーキッチン業界の方々が集まり、

更に良いものを探求していこうと、

「キッチンのことをディープにプレゼンテーションするミーティング」(略してKDPM)が開催されました。

KOHLERショールーム キッチンのことをディープにプレゼンするミーティング IMG_5326

場所は東京新橋のKOHLER ショールーム。

 

なんとそんな席で、キッチンアカデミーを通じてオーダーキッチンができる工務店さんを育成している私が、

プレゼンをさせていただいたんですね。

 

参加されている方々は、オーダーキッチン業界の重鎮の方ばかり。

職業柄、人前でしゃべり慣れているとは言え、そりゃあ緊張しました。

キッチンのことをディープにプレゼンするミーティングで話す萩原

 

まぁ、でもやってみればなんとかなるもんで、

今の建築・住宅業界の在り方を辛辣に批判すると同時に、

みんなで協力して業界を変えていきましょう!と訴え、

大きな拍手を頂戴することができました。

 

工務店の社長さんとお話をしていると、「お客様には少しでも良いものを」と皆さん口を揃えておっしゃいます。

それであれば、製造原価最優先のメーカーキッチンではなく、

しっかりと造り込んだオーダーキッチンやオーダー家具を届けていただきたいなと思いました。